開発ブログ
WingEarth(1.0.23)の主な変更点について
2019年03月18日
WingEarth(1.0.23)における主な変更点について紹介します。
主な変更点
- オーバーハング形状の横断や断面を作成する機能を追加しました。
- 地図画像を背景として取り込める機能を追加しました。
- 縦横断と断面の作成画面を改良しました。
- 距離計算結果を外部に出力する機能を追加しました。
- 距離計算時の斜距離、水平距離、高低差を画面で確認できるようにしました。
- スライス平面を使った画像出力に図形と画像を含んだDXF/DWGファイルを追加しました。
- スライス平面に含まれた点群から外周を抽出して図形データを作成する機能を追加しました。
- 線分や連続線をスライス平面上に張り付ける機能を追加しました。
- スライス平面から画像を作成する際に、手前か奥の点群を優先して作成する設定を追加しました。
- スライス平面の編集時に回転できる機能を追加しました。
- スライス一覧で選択しているスライス平面のみ表示する機能を追加しました。
- 横断と断面の編集画面で変化点を多角選択で削除できる機能を追加しました。
- スライス平面への連続線作成でシフトキーを使って角度をつけて作成する機能を追加しました。
- 連続線作成でHキーを使った水平方向とVキーを使った鉛直方向への作成に対応しました。
- 矩形連続線を作成できる機能を追加しました。
- 環境設定の条件を現場作成時の初期値として登録できる機能を追加しました。
オーバーハング形状の横断や断面を作成する機能を追加しました
断面の点群を断面方向から見て、点群の下側、あるいは上側をなぞるように変化点を取り、断面形状を作成する機能を追加しました。
オーバーハング形状など特殊な地形の横断と断面の作成にご利用いただけます。
点群の下側、あるいは上側を選択して断面を作成します。
また、オーバーハング以外でも下側の点群を利用して断面を作成することにより、樹木を除いた断面を作成することもできます。
地図画像を背景として取り込める機能を追加しました
地理院地図のWebサイトからダウンロードできる地図の画像や、ワールドファイル付きの航空写真などを背景として取り込みできるようになりました。
※OpenGL2.1以上のハードウェア環境が必要です。
縦横断と断面の作成画面を改良しました
点群やメッシュの指定を1つのコマンドにまとめて整理しました。
縦断の作成画面
横断の作成画面
断面の作成画面
距離計算結果を外部に出力する機能を追加しました
距離計算の結果をクリップボードや外部ファイルへ出力する機能を追加しました。
距離計算時の斜距離、水平距離、高低差を画面で確認できるようにしました
距離計算中に画面上で斜距離と、水平距離、高低差を表示するようにしました。
また、距離を連続して計測した前の斜距離も画面に表示するようにしました。
スライス平面に含まれた点群から外周を抽出して図形データを作成する機能を追加しました
スライス平面に含まれる点群から外周を抽出して図形データを作成できるようにしました。
スライス平面を使った画像出力に図形と画像を含んだDXF/DWGファイルを追加しました
スライス平面の出力に画像を参照したDXF/DWGファイルを追加できるようにしました。
※リボンメニュー>ファイル>出力>図形から行うDWG/DXF出力は画像出力の対象外です。
線分や連続線をスライス平面上に張り付ける機能を追加しました
線分や連続線など選択した図形をスライス平面上に張り付ける機能を追加しました。
スライス平面から画像を作成する際に、手前か奥の点群を優先して作成する設定を追加しました
スライス平面から画像を作成する際に、手前か奥の点群を優先して作成できるようにしました。
奥を優先する場合は「手前の点群を優先する」のチェックを外してください。
左側が手前を優先、右側が奥を優先した状態です。
スライス平面の編集時に回転できる機能を追加しました。
スライス平面の編集時に隅のアイコンをクリックすると回転ができるようにしました。
シフトキーで45度、90度など、角度をつけて回転することもできます。
スライス一覧で選択しているスライス平面のみ表示する機能を追加しました
スライス一覧の右クリックのポップアップメニューから、選択中のスライス平面のみ表示できるようにしました。
横断と断面の編集画面で変化点を多角選択で削除できる機能を追加しました
削除コマンドを実行し、削除したい多角形の領域をマウスで指定することで、その領域に含まれる変化点を削除できるようにしました。
スライス平面への連続線作成でシフトキーを使って角度をつけて作成する機能を追加しました
スライス平面に連続線を作成する場合などに、シフトキーを使って45度、90度など角度をつけて作成できるようにしました。
また、シフトキーはスライス平面の一括作成や距離計算の時にも有効です。
連続線作成でHキーを使った水平方向とVキーを使った鉛直方向への作成に対応しました
連続線作成の時にHキーを押しながら作成すると水平方向、Vキーを押しながら作成すると鉛直方向に作成できるようにしました。
また、この機能は距離計算の時にも有効です。
矩形連続線を作成できる機能を追加しました
矩形の連続線を作成できるようにしました。
また、HキーとVキーを押しながら作成すると水平方向と鉛直方向に作成することができます。
環境設定の条件を現場作成時の初期値として登録できる機能を追加しました
環境設定の条件を現場作成時の条件に簡単に登録できるようにしました。