パラメータ情報
【地殻変動補正提供サービス】パラメータの生成と評価:2022年5月1日~5月31日
2022年04月28日
2022年5月1日から2022年5月31日を有効期間とする
地殻変動補正提供サービス パラメータを生成しましたので、お知らせいたします。
パラメータの精度評価結果は以下の通りです。
水平方向の推定誤差の平均値は、0.020 mです。
水平方向の推定誤差の標準偏差は、0.007 mです。
水平方向の推定誤差が4cm以下の地域の割合は、98.47 %です。
なお、今回生成したパラメータは、すべての電子基準点のデータを使用し、
パラメータの生成および精度評価を行っています。
また、2021年4月からは、時空間変位パラメータの公開に伴い、
精度評価に用いる日々の座標値をF3解からF5解に変更しています。
※ 時空間変位パラメータは、令和3年7月1日に「地殻変動補正パラメータ」へと名称変更されました。
さらに、令和4年3月末のF3解提供の終了、およびパラメータの精度向上のため、
2022年1月のパラメータの生成からF5解を使用しています。
今後、パラメータと評価指標の精度向上のため、
解析条件を変更する可能性がありますので、予めご了承ください。
技術情報
岩手県沖地震(3月18日)による地殻変動補正提供サービスへの影響(4/12時点での当社評価)
2022年04月12日
2022年3月18日 に発生した岩手県沖地震が与える地殻変動補正提供サービスへの影響について、4月12日時点での当社による評価結果を公開しました。
報告書はこちらをご覧ください。
技術情報
福島県沖地震(3月16日)による地殻変動補正提供サービスへの影響(4/12時点での当社評価)
2022年3月16日 に発生した福島県沖地震が与える地殻変動補正提供サービスへの影響について、4月12日時点での当社による評価結果を公開しました。
報告書はこちらをご覧ください。
技術情報
50頁で分かる図解によるやさしい国際高さ基準座標系(IHRF)とジオイドのお話
2022年04月06日
20世紀後半に衛星測位が実用化し、「国際地球基準座標系(ITRF)」に基づいて、地球上のcm級の(X,Y,Z,T)の4次元位置が決められるようになりました。ITRFと同様に、世界に共通する正確な標高は、「国際高さ基準座標系 (IHRF)」に基づくもので、世界がこの課題の実現に取り組んでいます。航空重力成果等に基づく正確なジオイドが構築されIHRFが実現されれば、従来の望遠鏡水準測量によらず、GNSS水準測量によってダイナミック系の標高が容易に得られます。
当社技術顧問 中根勝見と松坂茂より、国際高さ基準座標系 (IHRF)とジオイドについて図解を用いてやさしく解説します。
日本の地殻変動変位
セミダイナミック2022_日本全国_変動量と歪み
2022年04月05日
下図は、日本測地系2011(JGD2011)の元期(西日本・北海道は1997.0、東日本は2011.4)からの変位を表しています。
国土地理院の地殻変動補正パラメータファイルを使用して作成されたものです。
(パラメータファイルのダウンロード元は セミ・ダイナミック補正支援ソフトウェアダウンロード )
日本全国(沖縄除く)-変動量_水平
日本全国(沖縄除く)-変動量_高さ
日本全国(沖縄除く)-歪み_面積
日本全国(沖縄除く)-歪み_角度
地域ごとに関しましては、お問い合わせください。