SD/Rとは

背景:Background

    準天頂衛星「みちびき」やマルチGNSSにより、高精度な衛星測位が身近なものになりつつあります。特に「みちびき」のセンチメートル級測位補強などの高精度単独測位(PPP)が普及することにより、今までできなかった高精度位置情報の活用が数多く検討されています。そして、衛星測位による高精度な位置情報は、空間情報(地図)の上に展開することで、より多様な活用が可能になります。

     

    一方、地殻変動の大きい日本列島は常に複雑な動きをするため、過去のある基準日(元期)での位置を基にした空間情報が作成されています。つまり、高精度な空間情報と、高精度な衛星測位の間には時間の経過とともに、大きなズレが生じてしまいます。このズレは大きな箇所では1m以上あるため、このままでは高精度な衛星測位を活用することができません。

     

    セミ・ダイナミック リダクション(SD/R)は、このズレを補正し、空間情報と衛星測位の位置の整合をとる仕組みとして開発されました。

     

    目的:Objective

     

     

    2019.01.01時点での日本測地系2011(JGD2011)の元期からの変位量 (国土地理院セミ・ダイナミック補正パラメータより可視化)

     

    【図】2019.01.01時点での日本測地系2011(JGD2011)の元期からの変位量

    (国土地理院セミ・ダイナミック補正パラメータより可視化)

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